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2007年2月11日 (日)

10円寿司の思い出

風は冷たいけれどよく晴れた日曜日。
ここのところ日中は所用で出掛けることや仕事部屋に篭もっていることが多かったので、久しぶりに小皇帝くんを連れて外へ出てみた。
昨日の夕方から酷く鼻水が出て、始末に困り鼻炎の薬を飲んだせいで、イマイチ頭がスッキリしていなかったので車を運転することを避けたかったので、小皇帝くんからは「自転車公園に行きたい」と南小泉の交通公園へ行くことをせがまれたが、「風が強く冷たいからやめたほうが良い」と言って諦めてもらった。

すると「ミニカー屋さんに行きたい」というリクエストだ。
まったくミニカーが大好きで、ミニカーだったら何時でも何時間でも眺めていて飽きないのだから、楽と言えば楽なのかもしれないなと感心してしまう。
家の前からバスに乗り、いつものように県庁市役所前までバスで出掛ける。バスのなかで「いつも行く店以外にないものだろうか?」とiタウンページというサイトで「宮城県仙台市」→「ミニカー」という検索をしてみたところ3軒の店がヒットした。その1軒は、いつも行く店で、もう1軒は東北イーグルスの山崎選手御用達の店だったが、もう1軒長町南にある店は行ったことがない。バスを降りた時に「ねぇ、地下鉄に乗って行ったことがないミニカー屋さんに行ってみないか?」と提案をしてみたら、地下鉄に乗れるというポイントが高かったのだろうすんなりOKした。

そこで勾当台公園駅から地下鉄で長町南まで向かってみた。久しく地下鉄に乗っていなかったので(昨年の夏前のころサッカー場に向かう際に乗って以来か?)、凄く喜んでいた。そして長町南に到着、小皇帝くんを伴っての店までは徒歩10分ほどだっただろうか、ミニカー屋さんに着き、暫くの時間を過した。
2台ほどお気に召したミニカーがありねだられたが、「今日は見るだけって約束だったよね」と諭し我慢をさせた。かなり残念そうな顔をしていたが、今日は駄目だと言い聞かせたところ従ってくれた。

ミニカー屋さんをあとにして、長町南駅に戻る途中、公園で遊んだりもしたが「おもちゃが見たい」とまだもう少しオモチャのあるところに行きたいと言う。
長町南といえばザ・モールという大型ショッピングセンターがあるところだ。車で出掛けていたら、その混雑に寄ることを躊躇してしまうところだが、地下鉄で来たお陰で何の気の迷いもなく店のなかに足を運んだ。
オモチャが見たいと行っても結局見ているのは車のオモチャばかり、本当にこの男は車が好きなのだなと感心してしまう。

そうするうちに時間は昼を回っていた。少し歩いたこともありお腹が空いてきたと言う。僕も丁度そんなところだったので、食事にしようと決まったが、何を食べるかで意見が割れた。
僕的には、このタイミングでザ・モールから外に出て、中華店でお安くラーメンと餃子ででも片付けようと思っていたのだが、話し合いを始めた場所が悪かった。
目の前にあるのは寿司屋・・・・。
このところ色々あるので、財布のなかが淋しい、でも小皇帝くんにはそんな事情はお構いなしである。店には行列も出来ていたので諦めさせようとしたのだが、どうしても寿司が食べたいと聞かない。
まぁミニカーを我慢したご褒美もあるし、僕だって決して寿司は嫌いじゃない、というかむしろ大好きだ。ただ財布の中が淋しいだけだ。
そして小皇帝くんの場合、いくらが食べたいだのウニが食べたいだののことは言わない、終始マグロ1本で通す。僕が贅沢を言わなければ大丈夫だろうと入ることを決めた。

昼時の繁盛店、それもショッピング・モールにある店だ。案内をされるまでに約30分を要した。途中何度か「混んでいるから外へ出て、他の店に行かないか?」と言ってみるが、「待つ」の意思が固い・・・。ようやく席に案内され、彼の好物の鉄火巻やマグロのにぎりを注文しながら、自分は特価品の寒鰤3勘280円や小肌など安価な好物をお願いした。
「何でも好きなものを食えば良い」と財布の紐を緩められない情けなさを感じながら、ふと自分がまだ小さい頃、母によく渋谷や浅草などで「10円寿司」という看板の寿司屋に連れて行ってもらったことを思い出した。

昭和40年前後のことだろう。今の回転寿司のような庶民に寿司を提供してくれるお店だったのだろう、10円寿司。
もちろん何でも10円というわけではなく、“絵皿”にあたる値段の高いものもあったのだろう、でも大好物のマグロや鉄火巻は10円だった記憶がある。
渋谷や浅草の街角には、ギターやアコーディオンを抱え、戦争で下半身など体の一部を失った「傷痍軍人」の姿があった。

「もはや戦後ではない」という言葉が僕が生まれる3~4年前にあったそうだが、僕が物心ついた頃の町にもまだ“戦後”は存在していた。
そして戦争中に家を焼かれ失い、戦後は病気で連れ合いを失った母が、やはり子供に満足に「何でも食べな」と言えない財布を胸に、それでも僕を寿司屋へ連れて行ってくれていたことを痛く胸に感じてしまった。

小皇帝くんに「パパも小さな頃、おばぁちゃんに寿司屋へ連れて行ってもらうことが、お出掛けの一番の楽しみだったんだ」と言った時、「そうなんだ」と言った彼が感じた何かは、帰宅後ママに「お昼は何を食べたの?」と聞かれ「カレー」と答えたことに何かが隠されているのだろうか。
明日12日、母は85回目の誕生日を迎える。
小皇帝くんの誕生を何よりも喜んでくれた母、いつまでも元気でいてほしい。

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小皇帝くんには勿論お気に入りNo.1の作品で、台詞の一字一句まで覚えているのでは?と思えるほどの入れ込みようだが、2月11日に誕生日を迎えたシェリル・クロウ(1962年~)の作品も聞ける。そんな見方もしてみたい。

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受信: 2007年2月15日 (木) 12:14

コメント

おばんです。
さすがに僕がお寿司を食べるようになった頃には『10円寿司』はなかったです。並寿司が確か1人前600円だったことは覚えていますが、回転寿司系の安価なお寿司がどれだけの価格だったかは覚えていないです。

小皇帝くんはマグロ好きなのですね・・
実は僕も大のマグロ好きです。

投稿 はーとらんど | 2007年2月12日 (月) 00:53

はーとらんどさん、何時もありがとうございます。

マグロ好きなのは良いのですが、殆ど他のものは食べてくれないのですよ~。
だから、この寿司屋さんでも「お子様すし」といって、マグロ、海老、玉子、かんぴょう巻&moreのような560円也!があっても振り向いてもくれません。少し高くつきます・・・。おまけに全皿100円のか○ぱ寿司とか行くと食欲落ちるし・・・教育間違えました。

投稿 山品→はーとらんどさん | 2007年2月12日 (月) 06:10

これを読むと、山品さんの方が、ちょっと年上なんだなぁ~と再確認します。

やはり寿司を手ごろな値段で食べることができるというのは、庶民の味方ですね。

確かに質というか、味には難点もありますけどね。

最近寿司食べてないから、今日あたり食べようかなぁ~!!!

投稿 「感動創造」 | 2007年2月12日 (月) 10:46

「感動創造」さん、
確かに10円寿司の時代というのは、感動さんの世代の方にはギャップを感じる風景があるかもしれませんね。
映画「三丁目の夕陽」には希望的なことしか描かれていませんでしたからね。まだまだ街には、戦争の傷跡が残っていました。それが僕らの世代に与えた影響というのは、あるでしょうね。
今の時代を「豊になり過ぎた」と感じる世代なのかもしれません。

投稿 山品→「感動創造」さん | 2007年2月12日 (月) 18:20

山品さんの言葉で小皇帝くんはお寿司はどんな物だと感じたんでしょうね(゜o゜)

10円寿司・・・年代は違っても地方にあったんでしょうか!?

東京だけかもしれないな・・聞いた事ないしな・・・。

投稿 rozzo | 2007年2月12日 (月) 18:52

rozzoさん、
ん~?この時期には東京以外の地に出掛けたことがないので、ほかの場所に10円寿司があったかは不明です。
でも、似たような手軽に寿司を頂けるお店はあったんじゃないでしょうかね?今は昭和のそんなことを伝えてくれる街並みも消えてしまい知る余地もない感じですよね。淋しい気もします。

投稿 山品→rozzoさん | 2007年2月13日 (火) 03:12

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投稿 スクープ!!小西真奈美 デビュー前にS M嬢としてバイトしていた!! | 2007年9月23日 (日) 17:04

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