蕎麦やで呑む
「蕎麦やで呑む」
この一言で「いいねぇー!」と応えてくれる人は、相当の飲兵衛だろう。
江戸時代から蕎麦やは「飲み屋」だった。TVの時代劇などで、町人が飲んでいるシーンがでてくると、それは大概は蕎麦やである。
いたわさ、焼き海苔、だし巻き、そばがき、天ぬき(天ぷら蕎麦のそばぬき)などをつまみに日本酒を頂く。仲間とワイワイやるのでなく、一人文庫本でも読みながらやっつけるのが『粋』である。
日本酒が苦手なら焼酎がお勧めだ。
焼酎は勿論「蕎麦焼酎」。そして「蕎麦湯」で割る。
気の利いた店だと、焼酎を割るための蕎麦湯にはパラパラと少しの蕎麦粉を入れてくれる。その濁りが良いのだ。
そして蕎麦でしめて帰る。
名前は忘れたが千葉県の柏にある蕎麦やでは、焼き海苔を出す器は2段になっていて、下の部分が炭を入れられる仕組みになっている、海苔をゆっくりと焼きながら呑めるのだ。
こんな小道具にも「蕎麦やの粋」を感じることがある。
TVの時代劇で、「ここ置いとくよ!」と金をテーブルに置き、蕎麦やをあとにするシーンをよく見るが、江戸時代は飲んだときは“つけ”を残して帰るのが常連の証だったと聞く、それが参勤交代などでその店に来ることが出来なくなると、店のつけを精算した。
元々は常連として訪れていた店に愛想を尽かし、「もう来ないよ」という意味で使われていた「おあいそ」が、こうしたことでも「もう店に来られなくなるから精算をして頂戴」という意味で使われ始めたと聞く。
だから飲み終わって席を立つとき、店の人に「おあいそして」と言うのは、「もう来ないよ」と言っていることになるので、僕は「お会計してください」と言うことにしている。
このほか「おあいそ」には、お店側がお金を受け取るときに「愛想がなくてすみません」という断りをいれていた意味だという節もあるが、何れにしても客側が使う言葉じゃないだろう。
最近近所にお気に入りの蕎麦やがあります。 『遊庵』(→地図)
仙台市宮城野区松岡町16-4
022-257-3373
山形のお蕎麦ですから、江戸の蕎麦に比べると気持ち太い感じです。お蕎麦やさんですから、お蕎麦が美味しいのは当然として、写真のメニューにもあるようにこのお店は呑むためのお店。
だからつまみも美味しいです。
お刺身や魚料理も良いですが、僕のお気に入りはきくらげと豚の炒めものです。何か飲兵衛の舌をよく知っている味付けな感じなのです。
そしてこのお店で呑む酒は日本酒や焼酎も良いですが『ホッピー』で行きましょう!
そしてレギュラーのホッピーも良いですが、ここではホッピー発売55周年記念の商品『55ホッピー』も頂けます。この『55ホッピー』海洋深層水を一部使用し醸造時間も通常の倍をかけてじっくり丁寧に熟成させたと言うもの。お店の方も55をお気に入りの様子ですので、当分はメニューにあると思われます。 そしてこのお店のホッピーが美味しいのは、銘酒『キンミヤ』の使用です。常連さんはキンミヤをボトルキープし、外を注文して自分好みの中の量で楽しんでいらっしゃいます。
江戸の蕎麦やにあるような『粋』なお酒も良いですが、ホッピー飲んでワイワイ賑やかな語らいの時間を過せる蕎麦やさんも良いものです。
この店の2階はカラオケボックス、勢い歌いに行くのも良いんじゃないのでしょうか!
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帽子が笑う・・・不気味に アーティスト:シド・バレット |
1946年1月6日に狂気の音楽家は誕生した。昨年7月に彼の訃報が届いたが、その死後実姉がシドの私生活についてサンデータイムズ誌のインタビューに答え、シドの精神病は過度に強調されていることが示唆され、美術史に関する研究書の執筆に傾注していたことや、地元住民と大変好意的な関係を築いていたことも語られた。そしてシドには幼少時からアスペルガー症候群(知的障害のない自閉症)の兆候があり、また五感が未分化である共感覚の持ち主であったことも語られた。70年代パンクロックを聞くうえでもシドは外せないアーティストのひとりだ。
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